桜龍学園
健「っしゃぁぁぁぁぁあああああ!!!」

「!?」

健がとてつもなく大きな声で叫んだ。

…ぜってぇ隣の部屋に今の声聞こえただろ!

ヘタしたら隣の隣の部屋まで聞こえただろ!!!


カラオケは叫ぶトコじゃねーよ!!

歌うトコなんだよ!!!

叫びたきゃ山登ってこいや!!

と思いながら健を見ると



健「99点んんんんんん!!!」

と叫んでいた。


「ま…







まじでぇぇぇえええええ!!?」


…あたしの声は誰よりも大きかったと思う。←

でもそんなこたぁどーでもいい!!


「99点とかスゴッ!!!」


初めて見た!!奇跡の点数!!

これ本人が歌っても100点いかないんだぞ!!!?

あー…聞いてればよかった!意外な才能聞いてればよかった!!←



「ってか…何歌ったの?」


今更ながら疑問。

やっぱイマドキの歌だろーか


健「これこれ~♪」

と健が指差した先にあった曲は…





「アニソンかぁぁぁぁぁい!!!」

しかも猫型ロボットがでてくる有名なあのアニメの歌!!


「なんだお前は高校生にもなって
『はい、タケコプター!!』ですかコノヤロウ!!」

健「あぁ、いいよなー俺アレ欲しいわー」

「ふざけんのも大概にしろや、そんな可愛い夢見んのは可愛い子供だけじゃ!可愛くないおみゃーさんが言ったって、え?頭大丈夫?しか思われねぇんだよ!!」


言葉が若干変だったのは置いといて。←


健「まじで!!?んじゃ俺可愛くなる!!どーやったら可愛くなれるかな…ッハ!!


歩夢!!恵!!雪夜!!お前ら可愛いよな!!どーやったら可愛くなれるんだ!!?」

もしもーし?マジメに心配になってきたぞ。



歩「んー…もって生まれたモノだからねぇ☆
僕みたいに可愛くなるのは無理でしょお~…」

恵「整形でもしてくれば~?」

雪「…俺…可愛いか…?」


…歩夢!結構マトモな答えだけどなんか黒い!!

恵はひでぇ!!めっちゃ興味なさそうだし!!

雪夜!!
雪夜は可愛いよ!!大好き!←

と、ブラコン全開にしてると



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