桜龍学園
「ほら!!これ!」
黒のカラコンと
黒い髪の色をした…
肩下くらいまでの
ストレートのカツラ!!!!
よ…
よかったぁぁぁぁ…
ナイスだよ!お父さん!
これならあたしつけるよ!
でも…うんカラコンは助かるかも
あたしの目赤いもんね…
「でもさ?お父さん?」
「ん?何だ?」
「髪の毛はそのままでもよくない?」
今のあたしの髪の毛は
ミルクティー色に
少しだけ赤いメッシュが入ってる。
でもこのメッシュは
お兄ちゃんとお父さんに言われて
やったワケだし?
よくない?
ところが
「ダメだ!絶対だめだ!」
…なんで?何でそこまで?
「なんでー?」
「だって…可愛いから襲われちゃうだろ!?」
…
「…あっそ。」
自分の部屋戻ろう。
そう思って歩きはじめると…
「あぁ~嘘嘘嘘!ほら!舞姫ちゃんバレたらヤバいだろーー!?」
まぁ…そうだね
でもイーや!
面倒だしぃー
そう思った舞姫は
カツラはもたないで
部屋に戻った。
あーあ。明日からかぁ…
舞姫は明日学校へ行くための準備をしてから寝たのだった…
ー朝ー
起きると枕元にカツラが…
コワッ!!
しょーがないからカツラをかぶり、軽く化粧をする。
うん。純情系?
髪の毛が黒い上にストレートでサラサラしてるから、
本当にお嬢様(?)みたい
ま…変…ではない…かな?多分。
うん。似合うと信じたい…。
そして舞姫は
制服を着て
ご飯を食べ、
玄関へ向かう。
「あ。タクシー呼んであるから!場所も伝えてあるからねー!」
「あーい。いってきまー」
「はいはーい。いってらー」
そして数分…
着いたのが…
「ココ…ドコ?」
桜龍学園だった…
いや…ドコって言っても桜龍学園なんだろうけども!?
…そういえば今何時なんだろ…