桜龍学園
5人組…………
歩「もぉ~舞姫りん足速いよぉ~!」
「ひッ……!…いや…あは…はは…すいません。」
歩「まぁいいけど♪それじゃあ!食堂にいこぉ~♪♪」
歩夢はそう言うとあたしの腕をガシッとつかみ、引きずっていったのだった。
い…いやだぁぁぁぁあああ!
だれかぁ!!
へるぷみぃいいいい!
えすおーえす信号だしてますよぉおおおおお!?
そんな事を思っていても、歩夢はあたしをズルズルと引きずっていく。
他の4人はその後をついてくる。
何とも異様な光景。
だいたいさ?
聖!!
あたしの事イヤなんでしょ!?
もっと拒否れ!
何でコイツ引きずられてんの?って感じに首傾げて見てんじゃねーよ!?
…ねぇ
君らは何したいの!?
歩夢は超ご機嫌で鼻歌うたってるし?
龍は興味なさそうにボーっとしてるし?
翔は引きずられてるあたしを見て、
「舞姫ちゃんドンマイ♪ギャハハハハ」
とか笑ってるし?
仁はそんなあたしを少し哀れんだ目でみてくるし!?
聖はまだ不思議そうにしてるし!?
何!?
なんなの!?
ふざけんのも大概にしろよ!?
まじでーキレちゃうカンジだからぁーみたいな?
すいません。
ちょっと怒りすぎて頭おかしくなりました。
…とりあえず、あたしはコイツらとご飯を食べなきゃいけないわけ?
…何で?