桜龍学園
急ぎ足で校長室へ向かう。
幸運なコトに(?)
生徒には会わなかった。
「失礼しまァす」
ガチャ
校長室の中にいたのは…
なんとも格好いい男の人。
「君が舞姫ちゃん?」
「はィ…?そーですが?」
…
…
…なんか…
スッゴいみられてるんだけど…
「かわいくなったなぁ!」
「ふぇ!?」
いきなり大声を出すから
ビックリした…
ってか…かわいい?
誰が?
目おかしいんじゃないの?
そんなコトを考えていると
いつの間にか目の前にいた…。
「いやー。俺のコト覚えてる♪?」
え?会ったコトあったっけ??
「スイマセ「覚えてるワケないかなーー?何せ舞姫ちゃんが1歳ぐらいの時に会ったっきりだし!!」
そうなんだぁ~…
てか人の話最後まできこうよ。
しかも軽くノリについていけないあたしは…
「は…はァ?」
なーんて間抜けな返事をしてしまった…
するとドコをどー思ったか知らないが
「ん?あぁ。自己紹介がまだだったね!
俺はここの校長だ!
アキラって呼んでくれ!」
「…はぁ…?桜坂舞姫です。
よろしくお願いします…。」
「よし!そいじゃあ…ここの学校のコトを説明しようか!」
「この学校はなー。
4つのグループにわかれてるんだ!
「青龍」ーセイリュウー
「銀龍」ーギンリュウー
「紅龍」ーコウリュウー
「黄龍」ーオウリュウー
ってな!
そして各クラスにはこの4つのグループの奴らが同じ人数ずついるんだ!
そして、グループごとに寮がある。
青龍に属してる奴は青龍の寮に、
銀龍に属してる奴は銀龍の寮に。
ってカンジ!
ちなみにこの学校、
とくに規則はナイ!
あ。でも、食料とかの買い物とかは、
この学校にあるコンビニとかを使ってくれ!
でー…。
この学校は舞姫ちゃんにとってはワケありの学校なんだよねぇ…」
は…?
「この学校。
不良だけしかいない、
男子校なんだよね☆」
「はァァァァァア!?」