桜龍学園
「おぉッし!!やるべ!!」
気合いを入れてパソコンへと向かう。
ハッキングとか久し振りだなァ……あんま自分でやんないもんなァ……
いつも蝶乱では仲間がやってるし、
親父の手伝い(組の仕事)も他の人がやってくれてるからなァ……
…あ。何でハッキングできんの?って思った人!!
それは……
あたしが最強だから!!
ってワケでもなく。
親父が組やってるから色々教え込まれたダケ。
ははは………子供にハッキングさせんなッてカンジだよな~。
だってあたしがハッキング教えてもらい始めたの5歳からだよ!?
いやー…あん時は書いてあることほとんど分かんなかったよ……。
…と。
昔話してる場合じゃねェーんだよ!
読者さん!!あたしを妄想の世界につれてくのヤメて!(勝手に自分から言い出したんでしょ。
舞姫はカチャカチャとやり始めた。
いや。
カタカタカタカタ?
ガタガタガタ?
……ものすごいスピードでパソコンを打っている。
が、自分の凄さに気づいてない舞姫は、
ため息をつきながら
「あァー……腕鈍ったかもォォオー」
と、目が飛び出るくらい(言い過ぎ)
凄い発言をしたのだった。