桜龍学園
危機!?
そして日は経ち、
木曜日。
事件は起こった。
舞姫はこの日珍しく街にいた。
土曜は黄虎との戦い。
日曜は用事があり、金曜は戦い前日な為、今日買い物にきていたのだ。(学校サボり
舞姫はしばらく買い物をし、あたりが暗くなってきたので寮へ帰る事にした。
人通りの少ない道に入ると、舞姫の携帯が鳴りだした。
「もしもーし?」
『あッ舞姫りん!僕僕!歩夢だよぉ~!!』
「あ。歩夢?どしたの?」
歩『舞姫りんがー寮にいないからどこ行ったんだろーって思ってぇ……』
「あー買い物行ってたぁー
今帰ってる途中だよ?」
歩『そっかぁ!どこにいる?』
「えー?あと5分位で学園につくよ?」
歩『いいからぁ!!教えて!!』
「えー…。えっとねぇ…………
きゃッ…………んん!?」
歩『舞姫りん!?どうしたの!?舞姫りん!?』
舞姫は、普段なら人の気配に気付くが、今は電話をしていたため、気付く事が出来ず、
後ろから知らない男につかまれ、
白い布で口を塞がれ、意識を失ったのだった。