モデル…DEBUT!? 俺様王子と私様王女。
「なにになりたい?」
私の前のソファーで、ティーカップをもちながら学園長がいった。
「なにに…?」
私は聞き返した。
「ええ。モデルとか、女優とか、歌手とか…あなたならそのルックスだからなんでもいけるわね。」
学園長はにっこりと笑った。
「そんな…私、美人じゃないですし…」
本当にそう思う。
いじめられた時から、私は自分に全く自信がなかった。
「あら、私が美人じゃないこを選ぶわけないでしょ。」
学園長は私をちょっと睨みながらいった。
「でも…「でもはなし。もう少し、自分に自信持ちなさい。」
学園長はふわりとわらった。