モデル…DEBUT!? 俺様王子と私様王女。
「…あれ?怒んないの?」
「うん。だって、アメリカじゃあ普通だもん。」
別になんともない。
「あ…そぅ…じゃあ、また明日。」
「うん?」
八木哲也は元気なさげに玄関へ向かった。
「あっ!!」
ドアのとってに手をかけたところで八木哲也は振り返った。
「"好きだった"じゃなくて、現在進行形だから。」
にやっと笑って部屋から出て行った。
げっ
現在進行形…
まだ、好きってこと!?
…………
なんで私、ドキドキしてんの!?
いみわかんない…
でも、前ならこんなふうに話すこと、全くなかったし、ちょっと嬉しいかも…
「ふあぁあ………」
私は大きな欠伸をした。
なんか今日はいろいろあったなぁ…
お風呂はいって寝よ…
「て、お風呂どこ!?きゃあっ、超やばっ!!」
お風呂の豪華さに、驚いたやっぱり庶民な莉子でした。笑