モデル…DEBUT!? 俺様王子と私様王女。
「あ、芳川さん、おはよう。」
真北はにこりと笑った。
「あっあんた昨日はよくも…」
私は怒りをしっっかりこめた声でいった。
「ん?なんのことかな?」
真北は首を傾げて私を見た。
むーかーつーくー
「最悪…こいつも猫被ってんのか…」
私はため息をついて、最後のほうを小さくボソボソといった。
すると真北は私に近づき、小さく
「あ・き・ら・め・な・い・から、ね。」
と誰にも聞こえないような声で、ニヤリと笑っていった。