幸せのカタチ~赤い宝物~
ってゆうか、友來そうゆう事だったのね。
ソレで私にどうしてもって行ってわざわざ見に行ったのね?
ほほ~ん…
後でじっくり尋問してやる♪
友來が阿部君とじゃれてる間、私は伊原君と喋ってた。
同い年なのに落ち着いてて、喋る事もしっかりしてて正直驚いた。
自分をしっかりもってるんだなって。
ちょっとやそっとで流されないで、自分のペースを作れるそんな人たと感じた。
休み時間も終り、3人と別れて教室に戻った。
私の心がキラキラしてる。
伊原君のキラキラオーラが移ったみたいに
何か癒し系?
私はこの日ずっとキラキラした気分に浸ってた。
朝から放課後になるまでは。
帰り、昇降口で靴に履き替え外に出る。
丁度目の前を彼が通った。
―ドキンッ…
今までよりも、深く大きく刻まれる鼓動。
前よりも男らしく、大人っぽくなったその人を見て足が動かなかった。
私に気がついて、ゆっくり私の方に向けられる顔。
次の瞬間
バッチリ目が合った。