幸せのカタチ~赤い宝物~
「しかし、愛果昨日から災難だらけだったねぇ…。
まぁ元気だして。
いつでも話聞くし、愛果の見方だかんねっ。」
「うん、ありがと。」
明るい笑顔でガッツポーズの友來。
お陰でいつもの私のモチベーションに戻って来る。
ホント落ちまくりだったからね。
でも結局聞けなかった、彰と杉原の関係。
聞けなくて余計に気になる。
私が落ち着くまで居た公園でも、杉原の話題になるのを彰は避けてた気がするんだ。
一段落して余計に聞きづらくなっちゃったしな。
せっかく聞けたのに。
でもな、聞いてヘコむ様な事なら聞いて後悔するし。
まぁまた聞けそうな時に聞けばいいかな?
大丈夫。
私も彰の事好きだし
彰も私が好き
ちゃんと思いあってるから大丈夫。
杉原が彰の何を知って居ても、私も彰の事わかってるもん。
知らない事も、これからどんどん知っていくんだ。
そうだよね彰…。