幸せのカタチ~赤い宝物~
恋する気持ち

VSフェロモン



「あら愛果ちゃんいらっしゃい。」


「こんばんわ。
おじゃまします。」



彰の家に着くと、彰のお母さんが出迎えてくれた。

お母さんが居て、ちょっとほっとした。



「なんだよ、帰り早くね?
あっコレ愛果が作ってきてくれたんだケーキ。
冷蔵庫入れといて。」


「まぁケーキ?
凄いじゃない。
ってゆうか、予定も早く済んだし愛果ちゃん来るって言うから早く帰って来たのよ。
彰がガッツクと困るからねぇ。
あ、愛果ちゃん表現汚くてゴメンねぇ。
でも、彰には気をつけてね、コイツホントバカだからさぁ。」


「ハイ…。」


「何?バカって言ったか?
ひでぇなぁ。
俺、悲しくてグレちゃうよ。」


「あぁ?勝手にグレたきゃグレろ?
そんな事言ってっから、バカって言われるんだよ。
ねぇ、愛果ちゃん?」


「そんな事ねぇよなぁ、愛果?」



圧倒されて苦笑いの私…。



でもいいお母さんだ。

凄く好き、こうゆうの。

こうゆう家族に包まれてるから、彰も心が温かいんだろうな。


すごい憧れる…。




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