ホラー短編集
「ねぇ、いるんだったら開けなさいよ………」

画面の中の女がまた声を発した。

そして……

次の瞬間!!


小春はその女と目が合ってしまった。


女はニタリと笑った。

「やっぱりいたんだぁ~♪♪」
その言葉と共に…女はだんだん自分のほうにに顔を近付けてくる。



小春は目を背けようとしたが、依然として体が動かない上、声すら出ないのだ。

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