ホラー短編集
「何だったの…?悪夢………それとも、……?」

気が付くと、ドアを叩く音も声もやんでいて、自室は静けさを取り戻していた。


「はぁ…~」
小春は安堵と震えが混じったため息を吐いた。


立ち上がって態勢を整えようとした瞬間!!


背後に何とも言えぬ、気配を感じた。



振り返ってはいけない……
そんなことは分かっているのだが、体が怖い物見たさなのか…後ろをそーっと振り返っていく…。

< 15 / 20 >

この作品をシェア

pagetop