WISH
「……」
沈黙を破ったのは、雅斗だった

「…どうしたの?」

「?あぁ…私さぁ、高校の時好きだった人を忘れられないままでさぁ…
しかも、彼氏とその人を重ねて…
そんな自分が…情けなくて」

「…そっか…
まぁそれは…しょうがないよ〜
俺もそうだもん」

「??そうなの?」

「うん」

「あっ、生と、えーっと」

「…同じの」

「じゃあ生2つ」
< 12 / 18 >

この作品をシェア

pagetop