WISH
「お待たせ!」

「大丈夫だよ」

「じゃあ送るよ?」

「うん」

「そーしんー!」

「はい、笑那だよ」

「送信っと!」

「じゃあメールするね」

「うん」

「ねぇ…?榮沢さん?」

「なに?」

「ちょっと来てよ」

「う、うん…」

トイレ??

なんか…やな予感…







―…!

「いった…」

「マージさぁ、あんた…ウチらの雅とんないでよ!!」

「?はぁ?
私は彼に勉強教えてただけだし」

「だったらなんであーしらより先にさぁ、アド交すんの?」

「それは…」

「まーじムカつく!お前なんて…!!」

「きゃっ…」

ん?
なんにも…!!
「お前ら何してんの?」

「コイツと遊んでた…」

「はぁ?俺には虐めにしか見えないけど?」

「…」

「てかさぁ、集団で虐めて楽しいか?
笑那が可愛いからってさぁ妬むのやめろよ」

「…大丈夫だから…もう私達関わんないほうがいいよ…」

「え?」

「バイバイ…」
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