後悔【短】
気持ちが落ち着くまで、裏庭にいた。

「…もう帰るか…」

俺は、カバンを持って校門へ向かった。



校門の壁のところに、ポケットに手を突っ込み壁によりかかっている人影が見えた。

185センチ以上はあるかと思われる長身。焦げ茶色のサラサラな髪…

「藤井…」

「高城を待ってた…」

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