好きな人は暴走族
「あ!龍騎。来たんなら言ってくれれば良かったのに」

「あぁ……電話中だったから」
「ごめん。迎えに来てもらおうと思ってお兄ちゃんに」

「総長に?」

「あ!そうか。龍騎には総長だね」

「あぁ……総長が迎えに来るのか?」

「うん。いや?」

あたしは少し上目遣いになった。

龍騎は顔を真っ赤にして……
「別に……いい」

「そっか!ならよかった♪」

あたしは最高の笑顔で言った。
「/////」

「あ!お兄ちゃん来た。
行こっ龍騎」

あたしは龍騎の腕を掴んで言った。

「//おう」
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