アナタの後ろはアタシの特等席
俺の後ろはお前の特等席
放課後
「前方にりおたん発見!」
彼氏と一緒だし…
チャリの俺はりおの横を通って
=チリンチリン♪=
ベルを鳴らす。
「りーおたん♪」
『だからやめてよ!その呼び方。』
「やーだ(笑)」
『ゆうま行こっ』
「小山。お前、俺のりおに手、出すな!!!」
「はっ!?もおすぐ俺の彼女だし(笑)」
『アタシはゆうまの彼女なの!』
「へいへい。勝手にやってろ。」
「行くぞ、りお。」
『うん』
「ちょっと待て、りおたん。今日から俺のチャリの後ろはお前の特等席な!★(笑)」
そのハニかんだ笑顔がとても爽やかでかわいくみえたのは私だけですか?
心が揺れたのは気のせいですか?
『なっ…><//』
「ざけんな、りおは渡さねえよ。」
そして、彼氏くんはりおたんの手を引いて走って行った。