続:狼彼氏と子羊彼女


「はぁ?お前なにいってんの!はやく脱げよ」


『はい?』


「俺が脱がせてやろうか?」

『……へぁ?』


そういってどんどん近づく馨に私は後ずさりする。

いつもいつもなんでこうなるのーー!!


どんどんと後ろに下っていくと

背中が壁にたどりついた。

逃げ場がなくなった私は馨が近づいてくるのを待つしかなかった。



「おとなしくしてろよ…」

『ヒィィィィィィィ)』



ゆっくりと唇をあてがう馨。

私がこわばって口を閉ざしてると

唇を舐められ驚いた私は口を開ける。

その一瞬を見逃さなかった馨は……

ゆっくりと舌をなかへと埋めていった。

歯列をなぞられ

体がびくつく。


『ちょっ……ぅ……』


長い長いkissに腰の力は抜けはじめる。

馨は私の腰をつかみさらに欲望を求めあう。



『い……やぁ』



馨が口を離すと

そこにはなごりおしそうに……銀色の糸が2人をつなぐだけ…。

私はゆっくりと地面にしゃがみこむ。




『馨の……ばかぁぁぁぁぁ!!!』

「ちょっ桃花……おt」


私はドアをおもいっきりあけて

部屋をあとにした。





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