君があたしにくれたもの
複雑な気持ちでドア見つめていると、同じクラスの女の子が一人入ってきた。
びっくりして、思わず体が硬直する。
「あ!日向さん!おはよぉっ」
「あ、おはよう」
元気いっぱいな笑顔と声に、慌てて返事をする。
えっと…、確か楠原やよいちゃん…だっけ?
名前を考えながら、彩夏は自分の席につく。
すると、彼女が彩夏の前の席に、後ろ向きに座った。
つまり、彩夏の方を向いている。
彩夏は戸惑いを隠せないでいた。
「あははっ!そんな緊張せんとって(笑)」
そう言って楠原さんは笑った。
笑うと顔がクシャッてなる。
かわいい人だな…。
彼女の笑う顔を見て思った。
「日向彩夏ちゃんやんなあ??名前、合ってる?」
「あ、うん!合ってる。えっと、楠原…やよいちゃん…やんな??」
恐る恐る聞く彩夏に、やよいは笑顔を返した。
「名前覚えてくれたんやっ!超うれしいー☆あ!やよいちゃんじゃなくて、やよいでいいでなぁ」
「あ、あたしも!彩夏でいいよっ」
高校生になって初めて、新しい友達ができた。
びっくりして、思わず体が硬直する。
「あ!日向さん!おはよぉっ」
「あ、おはよう」
元気いっぱいな笑顔と声に、慌てて返事をする。
えっと…、確か楠原やよいちゃん…だっけ?
名前を考えながら、彩夏は自分の席につく。
すると、彼女が彩夏の前の席に、後ろ向きに座った。
つまり、彩夏の方を向いている。
彩夏は戸惑いを隠せないでいた。
「あははっ!そんな緊張せんとって(笑)」
そう言って楠原さんは笑った。
笑うと顔がクシャッてなる。
かわいい人だな…。
彼女の笑う顔を見て思った。
「日向彩夏ちゃんやんなあ??名前、合ってる?」
「あ、うん!合ってる。えっと、楠原…やよいちゃん…やんな??」
恐る恐る聞く彩夏に、やよいは笑顔を返した。
「名前覚えてくれたんやっ!超うれしいー☆あ!やよいちゃんじゃなくて、やよいでいいでなぁ」
「あ、あたしも!彩夏でいいよっ」
高校生になって初めて、新しい友達ができた。