最高級俺様彼氏♂


――15分経過


「おっつ!あのドアは体育館?」



―ガチャッ!!-

正解だぁっ!

「見つけたぁ・・・」

あれま、皆様の視線が私に・・・

「あのぉ~・・・」

そりゃそうですよね、こんな時に遅刻して・・・

「待ってたよ♪」

え?誰?
すると、壇上にいた、なんか、どっかで見たことあるような、かっこいい男の子が下りてきて・・・

「さ、おいで♪」

「はい?」

「早く」

みんなには聞こえないくらいの声で話しかけてくる。

「名前は?」

「小室美小姫です。あの・・・ちょっ」

スタスタと階段を上がって行く。
あっという間に私はみんなを見下ろしていた。

「この子が俺の彼女の小室美小姫です。」

「はいぃぃぃぃい?!」

い、今、なんていった?
か、かかかかか彼女?!



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