突然のデート
「もう少しだね」


そう言ってセツナは私の隣に座った。


ビックリしたけどラスト一問なので頑張って終わらせた。


「終わったぁ~♪」


そう言ってシャーペンを放り投げた。


「お疲れさま」


セツナは笑顔でそう言い、頭を撫でてくれた。


私は顔が赤くなるのを感じ、それを誤魔化すように紅茶を飲んだ。


それからは二人でまったりしていた。


そうしたらセツナが突然


「デートしようよ」


と言った。


「どうしたの?突然」


「うーん?せっかく茜は夏休みなんだし、宿題も終わったんだからあそばなくちゃね!」


「うんっ。そうだよね!行く♪」


「お昼も外で食べようよ」


「じゃあもう行く?」

「そうだね。茜、さっそく行こうか」


そうして私とセツナはデートに出かけた。


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