突然のデート
「お前、キャラ違いすぎね……?」


悠斗さんが料理を持ってやってきた。


「お待たせぇ~」


「ありがとうございます」


悠斗さんは料理を机に置くと、近くのいすを引き寄せて座った。


「仕事しろよ…」


「さっきセツナたち以外帰っちゃったも~ん」


悠斗さんはいたってマイペースだ。


「にしてもセツナ尻に敷かれてるねぇ~」


悠斗さんはとても楽しそうだ。


「うるさいな!別にいいんだよ」


二人が話している間に私はカルボナーラを食べた。


「美味しい!」


思わず口から言葉がもれた。


そうすると悠斗さんが話を止め、食いついてきた。


「ホントに!ホントに美味しい?」


「はい。とっても」


セツナも食べたようで


「相変わらず料理の腕だけは凄いな…」


「だけはは余分だょ~」


私は驚いた。


「これ悠斗さんが作ったんですか!すごいです」


「そうだょ~」


そうして料理の作り方なども教えてもらいながらセツナと悠斗さんと話ながら楽しく昼食をすました。


「今日はごちそうさまでした」


「また来てね♪今度はセツナじゃなくて女の子のお友達と来なよ」

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