恋はイヌほどに口をキク

ナイは叔父がくれたヒューマノイドで、
自由に姿も声もシグサも変えられる


コイツに好きなヒトのマネをさせて、
ワタシはホンモノとの区別が
つかなくなって失敗した


――雑誌のモデルだったら、
  直接会うこともないから丁度いいか


「なんか平面的だなぁ」


ナイの顔を見るが、
ちょっとモノ足らない



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