恋はイヌほどに口をキク

――レイジは遠いヒトなのに
  ナイまで取られてたまるか


……って今度はナイのことで
嫉妬してる自分に気づいて、
また落ち込みそうになる


「じゃ、また遊びにきなよ」


レイジはワタシの気持ちは知るハズもなく、
軽い感じで手を振ってくれる


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