恋はイヌほどに口をキク

――何も話せなかった


ワタシは呆然とする


ホントのレイジだったらどうだろうな、
とかナイと話ながら
ちょっと思ったりしてたのに、
イザ目の前に立つと何の話もできない


ワタシはガッカリしたまま家に向かった


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