カゴの鳥
自覚もあったりする…
「……志水の言うとおりです」
「よろしい」
志水は満足そうに笑った。
やっぱり志水は腹黒さんだ……
「ほら~二人とも、任務開始するよ」
先輩に呼ばれた。
「「はい」」
僕たち二人は返事をして、先輩たちの元へ向かった。
「あそこが今回ボクたちの任務のターゲットがいる洞窟です」
そう言って神代先輩は少し先にある洞窟をさした。
洞窟は崖の近くにあった。
崖の端はもういつ崩れてもおかしくない感じだ。
「魔物が複数居るのにあの足場の悪さは最悪じゃあないですか」
志水が不機嫌そうに言った。
「そうだよなぁ、今回オレが一番不利だよな」
「そうですね、伊織は武器が大鎌ですからね」
志水と伊織の言葉に神代がこたえた。
「それでは、一旦宿に戻って作戦を立て直しますか?」
最初に予定していた伊織メインの作戦では無理そうだ。
「そうだね、利都ちゃんの言うとおりだな。あれは足場が悪すぎる」
僕の言った言葉に伊織が最初に賛成してくれた。
そして、後の二人もそれが妥当だと判断したようだ。
*****
「……志水の言うとおりです」
「よろしい」
志水は満足そうに笑った。
やっぱり志水は腹黒さんだ……
「ほら~二人とも、任務開始するよ」
先輩に呼ばれた。
「「はい」」
僕たち二人は返事をして、先輩たちの元へ向かった。
「あそこが今回ボクたちの任務のターゲットがいる洞窟です」
そう言って神代先輩は少し先にある洞窟をさした。
洞窟は崖の近くにあった。
崖の端はもういつ崩れてもおかしくない感じだ。
「魔物が複数居るのにあの足場の悪さは最悪じゃあないですか」
志水が不機嫌そうに言った。
「そうだよなぁ、今回オレが一番不利だよな」
「そうですね、伊織は武器が大鎌ですからね」
志水と伊織の言葉に神代がこたえた。
「それでは、一旦宿に戻って作戦を立て直しますか?」
最初に予定していた伊織メインの作戦では無理そうだ。
「そうだね、利都ちゃんの言うとおりだな。あれは足場が悪すぎる」
僕の言った言葉に伊織が最初に賛成してくれた。
そして、後の二人もそれが妥当だと判断したようだ。
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