【長編】鉛の空

MARI

《グドム》が、《リテラ》に迫る。

動作は緩慢だが、初動にかかった時間から考えれば、意外な速度だ。

もっとも、そういう計算が得意なヤマトではない。

何か違和感を感じていたとしても、その正体はわかってはいないはずだ。
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