【長編】鉛の空
あたしのコントローラーにも、ヤマトの視ている《グドム》の姿が映っていた。

その距離が、ぐんぐんと近づいていく。

(ヤマト……!)

念じるのと、ほぼ同時だった。

『っけええええええっ!!』

ヤマトの叫び声と共に、画面が大きくぶれる。
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