キラめく堕天使
その腕がさっきオレをここへつれて来たのに違いない。
ラビはしばらくじっとしていたかと思うと、耳を立てて、再び本棚の方に跳んで行った。
「何をするの?」
訊くと、女の子は、ニッコリと笑って、床を指差した。
すると、指された床が、にょろりと浮き上がり、スツールの形になって、止まった。
白い、いや、赤白いスツールの出来上がり。
彼女はそれに、膝をくっつけて座わった。
それからもう一度床を指差して、スツールをもう一つ、彼女に向き合う形に出した。
「どうぞ。」
ラビはしばらくじっとしていたかと思うと、耳を立てて、再び本棚の方に跳んで行った。
「何をするの?」
訊くと、女の子は、ニッコリと笑って、床を指差した。
すると、指された床が、にょろりと浮き上がり、スツールの形になって、止まった。
白い、いや、赤白いスツールの出来上がり。
彼女はそれに、膝をくっつけて座わった。
それからもう一度床を指差して、スツールをもう一つ、彼女に向き合う形に出した。
「どうぞ。」