キラめく堕天使
「何か聞きたいことがあったら、そのカードに聞いて。あたしに答えられることなら、答えてあげるわ。それから」
ルナはオレの右手の中指に、幅の広い銀色の指輪をはめた。
中央に穴がある。
それを手のひら側にまわすと、手の中の赤い粒を、その穴の中に押し込んだ。
どう見ても、穴より粒のほうが大きかった気がするが。
「こうして入れておくと、とっさに取り出しやすいわ。いろんな石が入っているときは、取り出したい石を念じてみて。まあ、あなたの魔力じゃ、一発で希望する石を取り出すのは無理っぽいから。使いたいなら、攻撃を仕掛ける前に、手のひらに目的の石をたっぷり取り出しておいたほうがいいわね。」
「たっぷり?」
「そうよ。これからあなたが見つけるの。」
ルナはオレの右手の中指に、幅の広い銀色の指輪をはめた。
中央に穴がある。
それを手のひら側にまわすと、手の中の赤い粒を、その穴の中に押し込んだ。
どう見ても、穴より粒のほうが大きかった気がするが。
「こうして入れておくと、とっさに取り出しやすいわ。いろんな石が入っているときは、取り出したい石を念じてみて。まあ、あなたの魔力じゃ、一発で希望する石を取り出すのは無理っぽいから。使いたいなら、攻撃を仕掛ける前に、手のひらに目的の石をたっぷり取り出しておいたほうがいいわね。」
「たっぷり?」
「そうよ。これからあなたが見つけるの。」