続★THE イケメン4兄弟-幸せな同居生活-【完】
「どうしよう・・」
運がいいのか・・周りには誰も居ない
まず、何で私達がこうならなくちゃいけないのか・・この状況では冷静に物が判断出来ない
まずはここから逃げないと!!
私は古城君を起こすために、近くにあった鉄製のパイプを思いきり拘束された足で蹴った
カラーン!!
倉庫だからその音は、意外に響いた
「―――んっ・・」
「古城君?!古城君!!」
やった!!起きた!!
「っ痛・・・頭いてー・・」
「古城君大丈夫?!」
「あぁ・・お前も無事か・・??」
「うん・・私は怪我ないみたい・・それより・・ごめんなさい」
「何で謝んだよ・・」
「私を助ける為に・・捕まったうえに怪我まで・・」
「・・・謝んなよ。助けられなかったから格好悪いだろーが・・・」
「あ・・ご、ごめん・・」
「たまたまあの通りを通っていたらお前が見えたんだよ」
古城君は静かに話始めた