続★THE イケメン4兄弟-幸せな同居生活-【完】
「ったくお前って奴は・・・」
「ごめん・・來人・・・俺、柚姫にちゃんと話して、謝るからさ」
來人はひとつ溜め息をついた
「お前ってさ、変なところでバカだよな・・・真面目なのか不真面目なのか・・・だけど、柚姫が心配するような事はもうするなよ・・・」
「ああ。」
少しの沈黙があって、先に口を開いたのは李斗だった
「君が、古城冬矢君??」
冬矢は軽く会釈した
「柚姫を助けるためにお店の中まで入ったらしいね・・・ありがとう」
「いえ・・・」
「古城、今回はお前に助けられたな・・ありがとな」
來人も冬矢にお礼を言った
「別に、俺はお前の為にやったんじゃねーから・・」
「東條、古城君を送ってあげて??」
「はいっ!!」
「いいっす・・自分で帰れますから・・」
そう言って、リビングを出た冬矢