続★THE イケメン4兄弟-幸せな同居生活-【完】
古城君の学科は、ちょうど終わるところだった
壁にもたれて、古城君が出てくるのを待った
「あっ!!!!古城く~ん!!」
「あ??」
古城君は私の声に振り返った
「何??」って言いながら、私のところまで近付いてきた
「あのね、すぐ言おうと思ったんだけど・・・・助けてくれてありがとうっ!!」
私は頭を下げた
「別に・・たまたま通りかかっただけだし、あの店ヤバイって知ってたし・・それに・・・」
「それに??」
「俺はお前が・・「柚姫ー!!」
古城君が何か言いかけた時、玲徒が近付いてきた
「今帰りか??」
「うんっ!!今古城君にお礼をしてたのっ!!」
「そっか・・・・」
「あ!!そうだ!!玲徒も一緒に帰らない??今ね、志十が門まで来てるのっ」
「何で??」
「学校が早く終わったから一緒に帰ろうってメール来たのっ!!古城君も門まで一緒に行く??」
すると玲徒が
「いや・・・それはやめた方が・・・」
「何で??」
私の頭の中は「?」だらけだった