続★THE イケメン4兄弟-幸せな同居生活-【完】
この人が、おじい様・・・
そこには白髪交じりで、目がキリっとしてて、オーラや空気が全然違う人が座っていた。
お父様と真逆な人
「よく来てくれたね。さぁ座りなさい」
笑うことはなく、低いかすれた声で発した。
「はい。」
すかさず李斗さんが返事をする
そして私達はソファーに座った。
その目の前におじい様が座る。
向かい合わせ・・気まずい・・・
しばしの沈黙。
沈黙を破ったのはおじい様だった。
「あなたが、柚姫さんかね??」
「は、はい!!」
急に名前を呼ばれたから声が裏返った。
「はははっ!!緊張しているのかね??」
そして高笑いをして、笑顔を見せた。
その瞬間ホッとした。
「は、はい。すいません・・・」
「いやいや・・謝る事はないよ。緊張せず、くつろぎなさい。」
「は、はい・・。」
「おじい様、お話とは??」
さすが李斗さん、すぐに話題に触れた