続★THE イケメン4兄弟-幸せな同居生活-【完】
「ごめん柚姫・・・」
志十が重い口を開いて話始めた
「俺本当は・・"弟"みたいって思われてるだけですげー嬉しいんだ。柚姫の中にちゃんと俺の存在があるって事だろ??その形が、弟であろうと、友達であろうと家族であろうと・・・俺は嬉しいんだ。」
「・・・・・・・」
柚姫は黙って志十の言葉を聞いていた
「柚姫が俺らの前から居なくならなければ、俺はどんな存在でもいいんだ。例え、柚姫が來兄の婚約者でも・・俺は柚姫があの家に居てくれれば、幸せなんだ。」
また、あの2人も黙って聞いていた
「だからって、來兄と柚姫の邪魔をしよーとか考えてるんじゃないからな??俺も柚姫の事、ちゃんと"大事な家族"って思ってんだからな・・」
「うん・・・」
柚姫は優しく微笑んだ。
「ごめんな・・古城の奴に告白されてた柚姫見てたらさ、ちょっとムカついて・・俺の時は動揺なんてしないくせにって・・・俺やっぱガキだな・・」
「やっぱ聞いてたんだ・・・;;恥ずかしい・・」
そこに・・
「話し合いは終わったか??」
「ら、來人?!いつから・・・」
「さっきから」
「玲兄も・・・探しに来てくれたんだ・・」
「まぁな。ほれ、お前にって案内係の人が・・・」
玲徒は、花束を志十に渡した。