続★THE イケメン4兄弟-幸せな同居生活-【完】
「退学って、どういう意味ですか??」
「この大学の理事長は、私達のおじい様なの・・私達の一言で、動いてくださるわ・・ふふ」
「お二人は、來人の婚約者になりたいんですよね??」
「ええそうよ・・あなたにたぶらかされてる來人様を救わなくてはいけませんから」
「おい。今なん「來人待って・・」
來人が何か言おうとしたけど、私は止めた。
私の中で何かがキレた。
「あなた達が來人の事好きになろうと、婚約者になりたいと思うのは勝手ですが、好きな人の夢を簡単に壊そうとするんですか??」
「來人様を手に入れるためにはこの方法しかないのですから、仕方ありませんわ」
「仕方ない??」
「ええ。私達は、來人様を高校生の頃から愛していますの・・あなたの様な凡人に・・渡してたまるもんですか!!!!」
"バンっ"
「「!!!!」」
私は、思い切り机に手をついた。
「好きな人の夢を応援出来ないどころか、その夢を壊す人達なんかに、人を好きになる資格はない!!」
「柚姫・・・」
「あなた達、來人が夢の為にどんだけ頑張ってるかわかるの?!私は、そんな來人の夢を坊害するあなた達を許せない!!!!」
「それで・・・??」
「受けてやろうじゃないの!!その勝負!!!!正々堂々と!!」
「おいっ柚姫!!」
「ふふ・・ふふ・・おーーっほっほっほ!!とうとう言ったわね??真中さん・・あなたの泣く顔が目に浮かぶわ!!その言葉、後悔させてあげるわ・・」
私達は睨みあった。