続★THE イケメン4兄弟-幸せな同居生活-【完】





「・・コイツと仲良くするから、俺の事名前で呼んで??」


「へっ??」


「おいお前、柚姫に変な事言ってんじゃねーよ」


「変な事??何が変な事なんだよ。お前らだって名前で呼ばれてんだろ??俺も柚姫の友達として、名前で呼んで欲しいだけだ」


「俺らが羨ましいんだろ~??なぁ??」


「ああ、羨ましいな」


「なっ( ̄ロ ̄;」




素直過ぎる古城君に、志十は負けていた。笑



「古城君がそう言うなら・・・・と・・・・」


「と??」




あれ・・


古城君の名前を呼ぶだけなのに、恥ずかしい・・。



呼んだことないからかな・・



「と、と、と、・・・・とう・・・・・や・・」


「ちゃんと呼んで??」




こ・・・冬矢は私に王子様スマイルを向ける。



うっ・・眩しいっす・・



よしっ!!



「とう・・・とう・・・とう・・や・・・・・・//冬矢!!」




勢いありすぎて、ついつい叫んでしまった。



「・・・・言えた・・冬矢・・冬矢・・冬矢冬矢冬矢!!言えたよ~!!」


「いや、呼びすぎだって・・・」


「そこまでは呼ばなくていいよ・・柚姫」


「あ・・・・ご、ごめん//つい嬉しくなって・・・」



「柚姫らしーな・・」


「全くだぜ・・・」





「冬矢」って呼べた瞬間、冬矢との友達としての仲が深まった気がして嬉しかった。



そしてまた、私のこの行動で・・・冬矢と志十は、ちゃんと笑顔になってくれた。



志十も、観念したのかな(笑)




皆仲いい方がいいからねっ♪




「さっ、戻ろう!!志十、冬矢!!」




私達は、別荘に戻った。









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