続★THE イケメン4兄弟-幸せな同居生活-【完】
もちろん、この事を來人が黙って見過ごすわけはなかった。
「どーいう事だよ」
険悪なムード。
今は來人が、李斗さんに"あの事"を聞きだしている
「お前達も盗み聞きか??いけないな・・そんな事」
「兄貴!!俺が言いたいのはそこじゃねー」
「來人、落ち着いてよ・・。」
私は、來人にこんな言葉をかけるので精一杯だ。
私は不思議に思ってた事を聞いた。
「李斗さん、ひとつ聞いていいですか??」
「何??」
「本当に・・自分の意思で、お見合いをやるんですか??」
「え??どうした柚姫??それ以外なにがある??」
「その・・私たちの・・為とか・・思ってるんじゃ・・」
そして李斗さんは笑って答えた
「俺ももう20歳だし、婚約者の一人や二人見つけなきゃ、親父が悲しむからな。だから、この間、親父に見合い話をお願いしたんだ。それだけだ。」
「本当にそーなのかよ」
「何だ2人も~!!疑い深いなぁ~・・ほんとだよ。心配するなって。俺、もう疲れたから寝るな・・おやすみ~・・・」
"バタン"
李斗さんはリビングを出た
「李斗さん・・・」
「チっ・・兄貴のヤロー・・・」