続★THE イケメン4兄弟-幸せな同居生活-【完】
「・・・ッチクショー・・・」
屋上には小さく古城君の声が響く
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私には少しだけわかった。
古城君は來人の態度を見て少し怯えてた。
古城君もそんなに悪気があったわけじゃないと思う。
ああやって強がってるけど,たぶん寂しかったんだと思う。
誰だって、好きな人に他に好きな人が出来たら悲しいし苦しいと思う。
悪いのは來人でも古城君でもない・・。
人の気持ちって・・時々残酷だよね・・・。
私も來人が他の人にいっちゃったらどうしよう。
そんな事を考えながら階段を降りた
その間も來人は、ずっと手を握ってくれていた。