続★THE イケメン4兄弟-幸せな同居生活-【完】
「あんな事されて、何優しくしてんだよ」
「違うよ。別に優しくなんてしてない・・だけど、私が古城君を屋上に呼びたさなかったら、こんな怪我はしてなかったと思うし・・」
全ての発端は私に責任がある
私が勝手に一人で解決しようとしたから、あんな結果に
「バカじゃねーの・・いらねーからさっさと行けよ」
「置いてくからね」
「いらねーつってんだろ」
「なら誰かにあげて。私は古城君にあげたから!!それと、怪我の事謝る。ごめんなさい・・」
私は頭を下げた
そしてそのまま顔を上げて、席に戻った
「ちょ・・おい!!」
この時、彼の中で何かが変化していた。
それは、小さな何かが芽生えた瞬間だった