紅色の永遠


儚い笑顔。(なんて、悲しそうな‥名残惜しそうな笑顔)


いかないでと縋った自分の声。(なんて、無様で情けない声)


乱れた髪を直すように撫でた、少し大きな手。(なんて、温かく優しい手)










‥遥輝は‥。










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