あたしの彼氏は先生


ガチャッ”


準備室のドアの鍵を開けて入ろうとした瞬間
私は壁に押し付けられた。
その犯人は



晃先生。


私は今 壁と至近距離の晃先生の間に居る。

(いきなり何っ!!!??)

そう思っていたら……

チュッ”


「んッ…ちょっ…何するんですか!!!!」


キ、キスされたー!!!!!???
「スキあり」


「スキありって何するんですか!!!」


「お前俺の事好きだろ?」

…え?今お前"って?

あんな優しくて王子様みたいな晃先生と今では腹黒くて変態で…

一緒の人物とは思えない…。

て言うか思いたくない。


「好きじゃないです!!勘違いしないで下さいっ!!」

絶対に言ってやる!!!

こいつの本性。


「フッ”馬鹿じゃねーの?俺が生徒のお前を本気で好きになるわけないだろ?」


ム、ムカツク!!!!何よ!!!あの、人を馬鹿にした笑い方!!!

(まぁ言ってることは確かに合ってるけど…)


「……ッ」


「この事は言うなよ。まぁ言っても誰も信じないと思うけどな」


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