あたしの彼氏は先生
「さっ!できましたよ〜」
私のメイク時間は一時間もかかりやっと終わった。
「わぁ…きれい」
先生と選んだ純白のドレスは私が着るのがもったいないくらいに美しかった。
「早く先生に見せたいな」
自然と口からこぼれていた。
「新郎さんならあちらにいますよ」
「えっ!?」
先生は待ちくたびれたのか欠伸をしていた。
「美和…?」
するといきなり驚いた表情で
「女って化けるな。」
…って失礼だろー!!
「ひどーい」
「嘘だって(笑)すっごく綺麗」
そして耳元で、
「誰にも見せたくねぇ」
先生〜!!
まだまだこれからですよ!
私はもうそんな先生にノックアウト状態。