多分きっと
ボクはキミの言葉に助けられて孤独から逃げることができた。でも、ボクは自分の事しか考えられなかったから、キミはきっと孤独を消せなかったと思うんだ。キミと交わした一番の約束は、独りにさせないこと。寂しいと思う暇もないくらい傍に居て、心細さなんて忘れさせてあげること。はっきり言葉にして約束したわけじゃないけど、人一倍寂しがり屋なキミをボクは守ってあげようって思ってたんだ。だけど、いくら傍に居たって、うぅん、傍に居れば居るほどキミは悲しかったと思うんだ。キミはボクの為にたくさんしてくれた。でも、ボクはキミの為に何もしてなかったから。何も出来てなかったから。