君のとなり




「え……でも、、」



嬉しいけど、車に乗ることを少し躊躇った。



もし、悠ちゃんの彼女さんが見たら……?
アタシが彼女さんの立場なら、絶対に嫌だもん。。




「あ、嫌ならいいよ!」



冗談っぽく言った悠ちゃん。
くしゃくしゃの笑顔が、たまらなくカワイイ。





「い、嫌とかじゃなくて…!」




「じゃあ送るよ」




悠ちゃんに促されて、車に乗ってしまった。


しかも、助手席。


彼女さんの立場なら……とか言っておいて、やっぱり助手席に乗ってることが嬉しかったり。。




< 17 / 122 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop