君のとなり
罪悪感を感じながらも悠ちゃんの運転裁きに、1つ1つの仕草にドキドキして。
あー、アタシってば最悪だっ。。
「あ、もしかして彼女のこと気にしてた?」
今更だけど、と付け足して聞いてきた悠ちゃんに頷いた。
「うん……」
「やっぱり?まあ、ここちゃんなら大丈夫だよ!」
優しく笑った悠ちゃんに、悲しくなった。
でも、自分で聞いてしまった。
泣きたくなることは分かってたのに……
「お兄ちゃんの妹だから?」