君のとなり




「ごめんね。心の気持ちも知らないで……アタシ応援するよ!」




ニッコリ微笑んだ沙希に思わず抱きついた。



「やめてーっ!!アタシに抱きついて良いのは雅樹だけー!」



外なのに平気でそんなことを言えちゃう沙希に元気をもらえた気がした。




その後は、今日だけ特別!なんて言ってパフェを奢ってもらった。




沙希に元気をもらって、気持ちを入れ替えて家に帰った。





「ただい……ま…」



玄関のドアを開け、キレイに揃えて置かれている靴に、言葉が出なくなる。



なんで、悠ちゃんが……?
昨日の今日だし、合わす顔なんてないよ。。



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