都の春






気付けば宮さんを待っていました。









『やぁ……』



宮さんどした。





「へぇ。
来はったんどすか?」










『ああ。
宮中を早めに出てね…


君に会いたくて』




そう言って微笑んだ、宮さんは…


翔也はんのようで…








うちの心は揺れてました。







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